瀧宮一隆さんの 『魔法少女マイア★マギカ vol.2』 [同人誌]
瀧宮一隆さんのサークル“Virgo”が冬コミ(C81)で頒布された『まど☆マギ』本、『魔法少女マイア☆マギカ vol.2 -願いと憧れの行方-』 です。
物語の舞台は8世紀のイングランド。
魔法少女として魔女を狩る巴マミは、魔女の黒い森にて一人の少女と出逢う。
名前も言葉も持たない小さな国の女王である少女は、マミを慕いはじめ、やがてマミは少女に名を与える。
マイアと―。
言葉を覚え、マミへの親愛の情を深めるマイア。
マイアの温かな想いに包まれたマミは、いつしか心の奥底で凍りつかせていた想いを融かし、溢れさせる・・・。
と、いうのが、C80で頒布された『魔法少女マイア☆マギカ -そしてマギアは鳴り響く-』のあらすじです。
これがとにかく面白くて、今回も前回以上の盛り上がりを期待して、ワクワクしながら本を手にしたのですが、正直ちょっと肩透かしを食らった感じです。
あ、いや、決して面白くなかったってことではないのですよ?
ただ、ボリュームが前回52ページだったのが28ページとなったために若干の物足りなさを感じるのと、ところどころに見られる遊び心がかえってあだとなり、シリアス度が薄れて全体的に散漫な印象を受けたのですよ。
とは言え、繰り返しますが、決して面白くなかったというわけではありません。
結局、それだけ1冊目の完成度が高かったってことなのでしょうね。
もちろん、この本にも重要なポイントがしっかりと収められていますし、ラストは次回が楽しみになるように締めくくられています。
はたして、マミたちは森に潜む狡猾な魔女を倒せるのか、そして、マイアが「もう一人の私」と言った少女はQBに何を願うのか。
次回の展開に期待したいと思います。
瀧宮一隆さんのWS:Virgo
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