本日の1冊 『氷菓 2』 [コミック]
米澤穂信さんの小説『氷菓』のコミカライズ作品、タスクオーナさんの 『氷菓 2』 です。
胸が熱いです!
正直ちょっと不安だったのです。
前巻を読んだときに感じたこの作品の完成度の高さが、今巻に至ってはたして持続しているのだろうかと、中だるみはしていないだろうかと、さらにはアニメが大幅に先行してしまっている今、そのイメージをこちらが引きずっていて、印象が変わってしまわないかと…。
しかし、それは全くの杞憂でした。
原作の持つ地に足を据えた広がりとアニメの緻密なビジュアルが先にあるにも関わらず、それをしっかりと踏み越えて、タスクオーナさんの作品として、とても読み応えのある作品に仕上がっているのです。
これにはもう、感服しきりです!
アニメはもうすぐクライマックスを迎えるはずですが、コミカライズ版はこれからも、出来れば『ふたりの距離の概算』まで、いや、さらにまだ見ぬその先までも、末永く連載を続けてほしいと、心の底から願っています。
タスクオーナさんのWS:A/O LABORATORY
http://aolabo.hiho.jp/
アニメ『氷菓』公式サイト
http://www.kotenbu.com/
京アニサイト『氷菓』
http://www.kyotoanimation.co.jp/kotenbu/
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