本日の2冊 『GOSICK 5』『GOSICK 6』

	桜庭一樹さんのラノベ『GOSICK』のコミカライズ作品、天乃咲哉さんの 『GOSICK 5』『同 6』 です。 この2冊で描かれているのは原作第2巻『GOSICK II ―その罪は名もなき―』。 ヴィクトリカの母であり伝説の灰色狼の末裔の一人、コルデリア・ギャロに纏わるヴィクトリカと九条の冒険譚が綴られます。 知恵の泉の語りを読み解き、訪れた村で起きる事件と、かつてコルデリアが犯したという罪の真実へと辿り着くヴィクトリカたちの活躍。 けれど、この物語で描かれているのはそれだけではありません。 ヴィクトリカと九条、二人が互いをかけがえのないものとして想いあう様子を物語の端々から感じることが出来るのです。 劇中の占いが予見したように、たとえ二人が離れ離れになったとしても、心は決して離れることはないでしょう。 そんなことを素直に信じられる、とても素敵なお話でした。

天乃咲哉さんのWS：此花工房

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